すきっ歯の治療方法3選 徹底解説

すきっ歯の治療方法3選 徹底解説

すきっ歯でお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。すきっ歯には3つの方法があります。それぞれメリット、デメリットがありますので、今回は詳しく解説していきたいと思います。最後まで読んでいただくと、あなたにとってどの治療方法が一番良いかわかるようになります。すきっ歯を治して、思いっきり笑える口元を手に入れましょう。

すきっ歯の3つの治療方法

ダイレクトボンディング

歯にハイブリットセラミック樹脂を歯に接着させる方法です。歯と馴染む樹脂を使用することで、どこに付けているかわからない仕上がりにすることができます。歯も全く削る必要がありません。口の中で歯科医師が歯の色や形をみて、作り上げるので、仕上がりの綺麗さは歯科医師の腕に左右されます。

メリットデメリット
1回の治療ですきっ歯が治る経年的(10年後ぐらい)に着色する可能性がある
歯を全く削る必要がない仕上がりは歯科医師の技術に左右される
他の方法に比べると安価

実際の治療の結果を挙げておきます。どこを詰めているか分からない状態に仕上がっています。歯科医師の技術に左右されますが、このように綺麗にすきっ歯を改善することができます。治療も1回で1時間程度で終わります。

ラミネートベニア

歯にセラミックの付け爪のようなものを、前から貼り付ける方法になります。歯を全く削らないこともありますが、歯の形によっては少しだけ削る必要があります。歯科技工士さんが、セラミックを作ってくるので、歯医者さんの技術も大切ですが、歯科技工士さんの技術も大切です。

型取りして、出来上がってきたセラミックラミネートベニアをつけるので、治療は最低2回かかります。

メリットデメリット
長年美しく輝いて使用できる歯を少しだけ削る可能性がある
歯の形や大きさを変更できる他の方法よりも費用が高い

マウスピース矯正(部分矯正)

上記の2つの方法は人工物で隙間を埋めて、すきっ歯を改善する方法ですが、歯列矯正は人工物を使用せずに歯を動かして隙間を閉じる方法になります。すきっ歯の矯正治療はマウスピース型装置を使用して、部分矯正を行いことですきっ歯が改善します。もちろん歯は全く削りません。

メリットデメリット
人工物を使用せずに、すきっ歯を改善できる他の方法に比べて、治療期間が長い(半年〜1年程度)
歯を削らない費用がある程度かかる(40万程度)

マウスピース矯正ですきっ歯はもちろんのこと、噛み合わせも治療できます。

ただし、元々歯が小さいことが原因ですきっ歯になっている場合はラミネートベニアかダイレクトボンディングで歯の大きさを大きくしてあげた方が仕上がりは綺麗になります。

どの治療を選べばよい?あなたに合った方法を解説

ダイレクトボンディングがおすすめな人

とにかく治療期間を短く、費用も抑えて治療したい方におすすめ

矯正治療は治療期間が長いし、セラミックは歯を削るし、価格が高いと思われている方におすすめです。

ラミネートベニアがおすすめな人

治療期間は短く、芸能人のような美しい歯を手に入れたい方におすすめ

歯が元々小さいなど、歯の形や色を大きく変えたい方にもおすすめ

費用は多少かかっても、美しさを優先したい方におすすめです

マウスピース矯正がおすすめな人

治療期間、費用はかかるが、自分の歯だけで治療したい方におすすめ

他の方法は何かしら人工物を歯につける方法なので、自分の歯を触りたくないという人におすすめです。

自分の歯を削りたくない人

マウスピース矯正かダイレクトボンディンの2択になります。

自分の歯のままで治療したい場合や噛み合わせも直したい場合はマウスピース矯正を選択しましょう。

治療期間をとにかく早く、治療費も抑えたい場合はダイレクトボンディングを選択するのが良いかと思います。

芸能人のような光り輝く歯を手に入れたい

このような方はラミネートベニアがおすすめ。

治療期間と費用

ダイレクトボンディングの費用と治療期間

1本あたり4万円、治療期間は1回

ラミネートベニアの費用と治療期間

1本あたり10万円、治療期間は最短で2回

マウスピース矯正の費用と治療期間

費用40万、治療期間は6ヶ月程度

【執筆・監修者】

Mouth Peace 矯正歯科 院長

中村竜三 (歯学博士)

インビザラインドクター

国際口腔インプラント学会認定医

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