八重歯のマウスピース矯正【たった1年で終了】
私が実際おこなった八重歯矯正の症例を今回はアップしました。長年コンプレックスだった八重歯がマウスピース矯正でたった1年で治療が終了しています。治療期間が短い理由についても解説していきたいと思います。
CONTENTS
治療概要
患者さんのお悩み、希望 |
昔から八重歯がコンプレックスで歯を見せて笑えない。写真を撮るときは歯が気になって、口を閉じてしまうが、頑張って閉じるので、アゴにシワができるのが悩み。できるだけ早くコンプレックスを解消したい。 他で相談に行った時はワイヤー矯正じゃないと難しいと言われたが、マウスピースで治療したい。 |
治療方法 |
下の歯が元々1本少ないので、噛み合わせも考慮して、八重歯の後ろの歯を抜歯し、マウスピース矯正で治療 |
治療期間 |
1年 |
八重歯矯正 Before & After
なぜ治療期間が短いのか?
理由① 歯科医師の技術が高く、経験豊富なため治療計画に無駄がない
マウスピース矯正は患者さんごとに、オーダーメイドでマウスピースを設計していきます。この設計が上手い先生の場合、治療も早く、正確に終わります。どこで治療しても同じと思われるかもしれませんが、全く結果が変わってきます。設計が上手くないと、治療期間が長いだけでなく、そもそもきちんと治らないということもあります。
実際の設計の動画を載せておきます。この設計が上手いかどうかが歯科医師の経験、技術の差になります。もちろんそれまでに矯正治療の診断はとても重要になります。
理由② 加速装置の使用
通常マウスピース矯正はマウスピースを1週間に1枚交換して、歯をどんどん動かしていきます。患者さんが早く終わらしたいからといって、1週間よりも早くマウスピースを交換していくと、だんだんハマらなくなってきます。ただ加速装置を使用すると、歯の移動がスムーズになるので、5日交換など早めても問題ないことがあります。ただ加速装置を使う前提でマウスピースを設計しないといけませんので、個人の判断で勝手にオークションなどで買うのはやめましょう。
理由③ 患者さんがしっかりつけてくれる
実はこれがかなり重要になります。1日20時間以上しっかりマウスピースをつけてくれる方は上手くいきます。もちろんマウスピースの診断、設計が正しいのが前提ですが、、、きちんと設計されていないマウスピースをどんなに一生懸命つけても上手くいきません。
きちんとつけてもらうには歯科医院側がマウスピース矯正の経験が豊富かも大切です。患者さんに丸投げでは上手くいきません。困った場合やどのようにすればきちんと装着できるなど経験豊富ならではのアドバイスができます。
八重歯矯正の注意点
ゴムかけは必須
八重歯治療ではほとんどの場合、顎間ゴムと呼ばれるゴム掛けをしてもらう必要があります。毎日患者さんにご自身で交換してつけてもらいます。そんなに難しくはないのですが、面倒でつけない場合は上手くいきませんので注意しましょう。実際の写真を載せておきます。
抜歯、非抜歯は歯並び次第
八重歯矯正する場合は抜歯矯正になることが多いですが、必ず抜歯しないといけないというわけでもありません。口元を引っ込めたいのかなども考慮して、総合的に判断します。絶対抜きたくないという場合は、補助的な装置も併用して、できる限り歯をにかずに並べることもできます。
八重歯は抜いてはいけません
よく八重歯が気になるからと言って、八重歯自体を抜いて矯正治療したり、セラミック矯正をされているのを見かけますが、八重歯は抜いてはいけません。抜歯が必要な場合は小臼歯と呼ばれる八重歯の後の歯を抜くのが良いことが多いです。理由は八重歯である犬歯はとっても根っこが長い歯なので、長持ちしやすい歯なのです。犬歯が虫歯で状態が良くない場合は、八重歯を抜くこともありますが、綺麗な状態であれば八重歯を抜くのはおすすめできません。
治療後の感想、治療費用
患者さんの感想 |
コンプレックスだった八重歯がこんなに早く綺麗になると思わなかった。頑張った甲斐があって、口元に自信が持てるようになり、歯を見せて思いっきり笑えるようになったので、本当にやってよかった。今までは写真を撮る際はいつも気になっていたが、今は写真を撮るのが楽しみになりました。 |
リスク |
マウスピース矯正はきちんと装着しないと、正しく歯が動かない可能性があります。 |
費用 |
抜歯のマウスピース矯正 80万 加速装置 3万 (診断、抜歯、調整料は全て込み) |
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