ブラックトライアングル(歯と歯の隙間)の治療

ダイレクトボンディング症例

下の前歯の間に黒い隙間がある治療前の状態
下の前歯の隙間を樹脂で埋めた後の状態
患者さんのお悩み
歯列矯正で歯並びは綺麗になったが、歯と歯の隙間(ブラックトライアングル)が気になるようになってしまいました。矯正の先生からは仕方がないと言われたが、なんだか老けて見えるし、ずっとなんとかしたいと思っていました。
治療方法
ハイブリット樹脂を詰める、ダイレクトボンディング法
治療回数
1回

治療の流れ

ラバーダムをかけて治療を始める下の前歯

ラバーダムと呼ばれるゴムのカバーをかけて、唾液や息を排除し、しっかりと歯に樹脂が接着する環境を作ります。これをしないと樹脂が歯にしっかり接着しないため、失敗の原因になります。

ラバーダムの中で隙間を樹脂で埋めた下の前歯

ブラックトライアングル部分をハイブリットセラミック樹脂で埋めて完了になります。通常1回の治療で、ブラックトライアングルが解消されます。

笑ったときに下の前歯の隙間が目立つ治療前の口元
笑った時にブラックトライアングルが目立ち、老けた印象
下の前歯の隙間を埋めた後の笑ったときの口元
笑った時に若々しく見えるようになりました

患者さんの感想
全然痛くなく、一回で治療が終わり、鏡を見たら感動しました。矯正前は隙間がなかったのに、歯列矯正後に隙間ができて悩んでいましたが、矯正の先生には仕方がないと言われ諦めかけていました。こんな治療があるなんて早く知って、もっと早く治療できればよかったと思いますが、先生のところを見つけて治療してもらえてよかったです。
リスク
経年的に着色する可能がある。(ただし研磨すれば、改善する)
費用
1箇所3万円

【執筆・監修者】

Mouth Peace 矯正歯科 院長 中村竜三(歯学博士)

Mouth Peace 矯正歯科(大阪府松原市) 院長

中村 竜三 Ryuzo Nakamura

  • 歯学博士
  • インビザラインドクター
  • 国際口腔インプラント学会 認定医

広島大学を卒業後、同一の医療法人に約8年間勤務し、副院長を務めました。一般歯科で多くの患者様を診るなかで、天然の歯を長く残すには噛み合わせと歯並びの改善が欠かせないと考えるようになり、歯科スタディグループ SJCD で咬合を学んだのち、矯正治療へ軸足を移しています。

はじめはワイヤー矯正を中心に100症例以上を担当。その後、尾島賢治先生のセミナーをきっかけにマウスピース矯正へ本格的に取り組み、2023年11月にMouth Peace 矯正歯科を開院しました。ワイヤー矯正で培った「どの歯をどう動かせば理想の仕上がりになるか」という知見を、マウスピースの設計にそのまま活かしています。

現在は、他院で「マウスピース矯正では難しい」と診断された方のセカンドオピニオンを中心に、毎月50件以上のご相談をお受けしています。マウスピースの設計はすべて院長が一人ひとりに合わせて行い、矯正だけでは解決しない症例に備えて、インプラント・セラミック・歯周治療・咬合の再構築まで当院内で対応できる体制を整えています。また、全国の歯科医師に向けたセミナー講師や症例検討会での講演も務め、現在も学会・研究会での研鑽を続けています。

略歴

  • 広島大学 卒業
  • 医療法人にて約8年間勤務/副院長を務める
  • プリベンチャル守口駅前歯科 勤務
  • 2023年11月 Mouth Peace 矯正歯科 開院

所属学会・研究会

  • 日本アライナー矯正歯科学会
  • 日本顎咬合学会
  • 国際口腔インプラント学会
  • 即時荷重研究会

講演・受講コース

  • 日本アライナー矯正歯科研究会 症例検討会 講演
  • 即時荷重研究会 症例検討会 講演
  • Ciao 特別講演
  • ドーソンアカデミー(米国式・咬合のコース)受講
  • FIDI インプラントコース 受講

診療で扱う分野

  • マウスピース矯正(インビザライン)
  • ワイヤー矯正
  • 噛み合わせ治療
  • インプラント
  • セラミック治療
  • 歯周治療

本記事は、Mouth Peace 矯正歯科 院長・中村竜三(歯学博士)が執筆・監修しています。内容は診療ガイドラインや学会・研究会での知見、および当院での診療経験をもとに作成していますが、症状や適切な治療方針には個人差があります。気になる症状がある場合は自己判断をなさらず、歯科医院にご相談ください。
なお、矯正治療は自由診療(保険適用外)であり、歯の痛みや違和感、歯根吸収、後戻りなどのリスク・副作用を伴う場合があります。