手術を回避できた開口(オープンバイト)のマウスピース矯正(インビザライン)

手術を回避できた開口(オープンバイト)のマウスピース矯正(インビザライン)

患者さんのお悩み、希望
前歯が全く噛んでいないので、滑舌が悪く、前歯でものが噛みきれない。何件か矯正相談に行ったが顎を切る手術をしないと治らないと言われて、諦めていた。手術はしたくないが、噛み合わせを治したい。
手術を回避できるならワイヤー矯正でもマウスピース矯正でもどちらでもいい。
治療方法
マウスピース矯正(インプラントアンカー併用) 
開口に加え受け口傾向であったため、ワイヤー矯正では手術をが必要な歯並びであるが、患者さんの手術は回避したいという強い希望があったため、マウピース矯正で奥歯を圧下し、インプラントアンカーを併用して下顎の奥歯を元々よりも奥に後に移動させ、開口、受け口を治療した。
治療期間
1年10ヶ月
治療前 開口(オープンバイト)と呼ばれる状態 
治療後 手術を回避してマウスピース矯正で治療
笑った時の状態 常に前歯が開いている
治療後 前歯が閉じて、しっかり噛めるようになりました
患者さんの感想
手術をせずに噛み合わせが良くなり、前歯で噛み切れるようになって食べるのが今までよりも楽しくなりました。前歯が当たるようになり滑舌もよくなったと周りから言われるようにもなりました。マウスピース矯正でこんなに早く治ると思わなかったので、もっと早くから治療すればよかったです。マウスピース矯正中は間食ができないのが辛かったですが、健康的には良いとだろうとポジティブに捉えて頑張ることができましたし、矯正をしてから周りから顔が小さくなったと言われるようになりました。矯正治療中のゴムかけ最初は大変でしたが、頑張った甲斐がありました。
リスク
マウスピース矯正は、適切にマウスピースを装着しないと、計画どおり歯が動かない可能性があります。
費用
マウスピース矯正(インビザライン)75万 インプラントアンカー3万

【執筆・監修者】

Mouth Peace 矯正歯科 院長

中村竜三 (歯学博士)

インビザラインドクター

国際口腔インプラント学会認定医

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