50代のマウスピース矯正【インビザライン】

当院で実際におこなった50代の方へのマウスピース矯正（インビザライン）治療の結果です。

50代のマウスピース矯正　治療概要

患者さんのお悩み、希望

下の前歯が年々ガタガタになってきた。他医院ではガタガタになった部分の歯を抜いてワイヤー矯正と言われたが、ワイヤー矯正だと見た目も目立つし、今更友達などに矯正治療しているとバレたくない。年齢的に矯正治療できるのかも知りたい。歯茎が弱ってきている気がするので、矯正治療すると悪化するんじゃないかという心配もある。

治療方法

非抜歯でマウスピース矯正で治療

治療期間

1年6ヶ月

50代のマウスピース矯正　ビフォーアフター

40代、50代で歯並びが悪くなる理由

噛み合わせが良くないと、奥歯が年々前に傾いてきます。そうするとその皺寄せが前歯に来てしまいます。前歯が押されて、下の前歯がガタガタになってくることが多いです。

実際の治療方法

40代、50代の矯正治療の注意点

矯正治療は年齢は関係ある？

よく年齢はリスクになるのか？という質問をいただきます。結論から言うと、年齢は何歳でも矯正治療はできます。ただし、40代、50代の方で歯周病で骨が溶けてしまっている場合は注意が必要です。また10代、20代の方に比べ歯が動くのが少し遅いなどはありますが、矯正出来るできないで言えば、問題なく治療できます。

歯並びだけでなく、１本１本の歯の状態を考慮する

40代、50代になると過去に虫歯で治療した歯や、神経の治療をしている歯や被せ物をしている歯が何本かあるという方が多いです。10代の子であれば、歯並びを改善すれば治療完了ということが多いですが、40代、50代の方は歯並びだけ治療しても長持ちしないことも多いです。

歯並びを構成している１本１本の歯が綺麗に並んだ後も、長持ちしないとせっかく矯正治療したのが台無しになってしまいます。なので歯並びだけでなく、１本１本の歯までしっかり診る必要があります。

骨や歯茎の状態を考慮する

40代、50代になってくると歯茎が痩せていたり、歯周病になっていたりすることが多い。そのままの状態でスタートすると悪化する場合もあるため、歯周病のコントロールが大切です。

歯はできる限り抜かないで矯正する

40代や50代の方は歯をできる限り抜かない矯正治療をおすすめしています。歯を抜いて口元を下げると、口元の張りがなくなり、老けた印象になることが多いです。なので前に倒れてきている歯を元々の位置に戻す矯正治療を行うのが良いと考えております。

患者さんの感想

マウスピース矯正だけで、歯並びが綺麗になり、矯正治療後は古い被せ物をやりかえ噛み合わせまで整えてもらったので、口の中が若々しくなった気がします。 友人には今更矯正治療するのと言われたことがありますが、自分の歯で生涯過ごしたいという想いから矯正を決意し、やってよかったです。

リスク

マウスピース矯正は矯正用マウスピースを適切に使用しないと、計画どおり歯が動かない可能性があります。

費用

８０万

今回のような難しい歯並びでも、当院ではマウスピース矯正のみで治療できることがほとんどです。どこで治療しても同じと思われがちなマウスピース矯正ですが、ドクターの技術、経験に大きく左右されます。私自身は過去にワイヤー矯正をメインに矯正治療を行なってまいりましたが、その技術、経験を活かし、ほとんどの歯並びをマウスピース矯正（今現在はインビザライン社を使用）で治療することができるようになりました。他医院でマウスピース矯正ではできないと言われ、諦めかけている人はぜひ一度ご相談ください。