口ゴボが気になる 抜歯マウスピース矯正

今回は当院で治療した、口ゴボが気になる方の歯並び治療について注意点を解説していますので、最後まで読んでみてください。

治療概要

患者さんのお悩み、希望
前歯の出っ歯が気になる。横顔も口ゴボなので、Eラインが綺麗になるようにして欲しい。
唇が閉じにくく、前歯に口紅が付いてしまう。
治療方法
口元を改善したい希望があったため、抜歯矯正を行いました。
通常は4番目の歯を抜くのですが、今回6番目の歯が状態が悪かったこと、親知らずを利用する事ができると判断したため、6番目を歯を抜歯して歯を並べました。
4番目を抜歯せずに治療できたため、歯の本数が減ることなく治療することができました。
治療期間
2年

口ゴボの矯正治療 Before & After

口ゴボを改善する方法

口ゴボを改善するには、ほとんどの場合抜歯が必要です。

当院では、できる限り歯を抜かない矯正治療が出来ないか第一に考えますが、口元の改善を希望の場合は抜歯が必要になることが多いです。

上記写真のように、通常4番目を抜歯して前歯をしっかり中に引っ込めていきます。そうすることで、前歯に支えられていた唇も中に入ります。口元の変化は希望せず、歯が出ているのを改善するだけであれば、歯を抜かずに治療できることがほとんどです。

口ゴボ治療の注意点

口ゴボの原因が歯なのか、それとも鼻やアゴなどの骨格が原因なのか?

口ゴボが気になっている方でも、診断してみると実は歯が原因ではないこともあります。

Eラインとは鼻とアゴ先を結んだ線の事ですが、鼻やアゴが小さい場合は、口元が相対的に出ているように感じる場合もあります。

この場合だと、歯を改善しても理想的にならない場合もありますし、老け顔になったなど後悔する方も少なくありません。なので歯が原因なのか、骨格の問題なのかしっかり診断することが重要です。

事前にシュミレーションし、納得した上で治療を開始する

当院には抜歯矯正を過去に行い、前歯が引っ込みすぎた、老け顔になってしまったと後悔されてセカンドオピニオンに来られる方も多いです。みなさん、こんなになると思っていなかったと言われます。

治療後のイメージがわからない、十分に説明を受けていない事が原因と考えられます。

当院では、そのような事がないように治療後のお顔のイメージを見てもらったり、患者さんのご希望をしっかり聞いた上で、治療開始するようにしています。詳しくは次のリンクから見てみてください。

>>当院で行なっている、矯正治療後のお顔をシュミレーションする方法

治療後の感想、治療費用

患者さんの感想
横顔の口ゴボがずっと気になっていましたが、矯正治療で綺麗になったのでとても嬉しいです。
老け顔になって後悔しているという人もSNSで多く見かけていたので、抜歯矯正して大丈夫かなと心配でしたが、治療前に治療後の顔のシュミレーションを見せてもらったり、レントゲンや歯並びを詳しく説明してもらえたので、治療を決意できました。
リスク
マウスピース矯正はきちんと装着しないと、正しく歯が動かない可能性があります。
費用
マウスピース矯正 88万円(税込)(診断、調整料は全て込み)

【執筆・監修者】

Mouth Peace 矯正歯科 院長 中村竜三(歯学博士)

Mouth Peace 矯正歯科(大阪府松原市) 院長

中村 竜三 Ryuzo Nakamura

  • 歯学博士
  • インビザラインドクター
  • 国際口腔インプラント学会 認定医

広島大学を卒業後、同一の医療法人に約8年間勤務し、副院長を務めました。一般歯科で多くの患者様を診るなかで、天然の歯を長く残すには噛み合わせと歯並びの改善が欠かせないと考えるようになり、歯科スタディグループ SJCD で咬合を学んだのち、矯正治療へ軸足を移しています。

はじめはワイヤー矯正を中心に100症例以上を担当。その後、尾島賢治先生のセミナーをきっかけにマウスピース矯正へ本格的に取り組み、2023年11月にMouth Peace 矯正歯科を開院しました。ワイヤー矯正で培った「どの歯をどう動かせば理想の仕上がりになるか」という知見を、マウスピースの設計にそのまま活かしています。

現在は、他院で「マウスピース矯正では難しい」と診断された方のセカンドオピニオンを中心に、毎月50件以上のご相談をお受けしています。マウスピースの設計はすべて院長が一人ひとりに合わせて行い、矯正だけでは解決しない症例に備えて、インプラント・セラミック・歯周治療・咬合の再構築まで当院内で対応できる体制を整えています。また、全国の歯科医師に向けたセミナー講師や症例検討会での講演も務め、現在も学会・研究会での研鑽を続けています。

略歴

  • 広島大学 卒業
  • 医療法人にて約8年間勤務/副院長を務める
  • プリベンチャル守口駅前歯科 勤務
  • 2023年11月 Mouth Peace 矯正歯科 開院

所属学会・研究会

  • 日本アライナー矯正歯科学会
  • 日本顎咬合学会
  • 国際口腔インプラント学会
  • 即時荷重研究会

講演・受講コース

  • 日本アライナー矯正歯科研究会 症例検討会 講演
  • 即時荷重研究会 症例検討会 講演
  • Ciao 特別講演
  • ドーソンアカデミー(米国式・咬合のコース)受講
  • FIDI インプラントコース 受講

診療で扱う分野

  • マウスピース矯正(インビザライン)
  • ワイヤー矯正
  • 噛み合わせ治療
  • インプラント
  • セラミック治療
  • 歯周治療

本記事は、Mouth Peace 矯正歯科 院長・中村竜三(歯学博士)が執筆・監修しています。内容は診療ガイドラインや学会・研究会での知見、および当院での診療経験をもとに作成していますが、症状や適切な治療方針には個人差があります。気になる症状がある場合は自己判断をなさらず、歯科医院にご相談ください。
なお、矯正治療は自由診療(保険適用外)であり、歯の痛みや違和感、歯根吸収、後戻りなどのリスク・副作用を伴う場合があります。